数字について
トヨタが今年度の決算予想を出していました。
売 上: 19兆円
営業利益: 4500億円
税引後利益: 3900億円
漢字で書くと僅かのスペースで書けるけど
数字として書くと
売 上: 19,000,000,000,000円
営業利益: 450,000,000,000円
税引後利益: 390,000,000,000円
〇が10個から12個着くことになります。
私が使っている電卓が12桁ですから、
この電卓では、1円単位までの計算ができない
ことになります。
これより大きい数字は
日本の国家予算が83兆円
国内総生産(GDP)が539兆7420億円
通常経理として扱っている数字とはかけ離れた
世界があることを、今まで分かっているふりをしていたような
何か不思議な感覚を覚えました。
数字を扱う人間の頭の中はどうなっているのか???
この会社に入る時上司が100万分の1の歯車という本
を紹介してくれました。
100万分の1を数字にすると1/1,000,000です。
粉みたいな歯車です。
樹脂工業という会社の理念が滲みでていました。
数字って、そこにはまりこんでしまうと、当たり前のように
扱うことができ、グローバルな視点でみると、不思議と
とっつきにくいものだと、感じました。
2011/8/4 経理.担当