「都市鉱山リサイクル促進制度」
都市鉱山という言葉を初めてつかったのは、
23年前東北大の南条道夫教授の論文の中だそうです。
23年前とは1988年(昭和63年)で
その頃の日本は
2月ファミコン用ゲームソフト「ドラゴンクエスト3」発売
3月青函トンネル開通・東京ドーム完成
4月瀬戸大橋開通
6月リクルート事件
8月イラン・イラク戦争停戦協定
9月日本初パソコンへのコンピュータウィルスソフト感染確認
11月「ふるさと創生」で全国の都市に1億円の地方交付金を配分
このころから警鐘がならされていたのに今年(2011年)
やっと「都市鉱山リサイクル促進制度」が創設される見通し
と新聞にでていた。
2001年に施行された家電リサイクル法は、
冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビの4品目が対象
この23年間、いやもっと前から
不用品を海外にリユースまたはスクラップとして輸出されてきた。
易き道へ流れる・・まさにそのつけが
現代また将来に廻されているのだ。
当社でもまだ使えると思うエンドミルで失敗するより
新しいエンドミルで確実な道を選ぶ。
使ったエンドミルは再研磨に出すより新品のほうがコストが安い。
リサイクル産業が税制面でも、規制面でも優遇されなければ、
公共団体がいくら頑張っても
日本の中での鉱山発掘の道のりは遠いと思う。
2011/9/2 経理担当