富士ゼロックス
2011年9月7日の読売新聞に
富士ゼロックスの採用計画が載っていました。
富士ゼロックスといえば1980年代(私の若かりし頃)
会計事務所勤務していましたが、飛び込みでコピー
のセールスに来た人がありました。
それが富士ゼロックスでした。
まだ25,6歳位に見えたのですが流れるような話術に
所長も大関心し、即購入を決めました。
それから5,6年後、いろんな会社の(保険会社等)セールスさんが
みえましたが、みな話し上手で前に聞いた富士ゼロックスの人と
同じ話し方でだんだんそのマニュアル化された話し方に
嫌気がさしてきました。
その時富士ゼロックスは他社の先を行く教育をしているのだ
と気がつきました。
地獄の特訓とか言って、自分を全面に出す話し方や精神強化が
はやりました。私も参加しましたが、よくよく考えると多くの人を
集めて同じ教育をすることは、戦争を正当化する時の暗示に似ていると思います。
富士ゼロックスはもう先を進んでいます。
・顧客の業務改善や経営課題の解決等自社製品を使った「モノからコトへ」の変革
・海外進出を目指したグローバルな人材の育成
・自ら考え行動する人
・目標を持ち、現状とのギャップを埋める為の工夫ができる人
・グローバル対応力やITへの興味、論理的に物事を考える力のある人
・自分の国や歴史や文化を学んでいる人
・周りと同じで有る事に安心せずチャレンジ精神のある人
どの企業も求める人材は根本は変わらないのですが、
世の中の流行をみたような気がしました。
2011/9/7 事務員