台湾・大陸商法
今朝の朝礼で海外の営業担当者の話を聞きました。
金型製作で台湾及び大陸は、日本に比べ価格面も1/3納期も1/3で
納品してくるので日本も納期を早めるようにとのことでした。
価格は人件費の違いで分かるのですが、納期は合点がいきません。
作業員が沢山いるのは分かります。
作業員がいても設備がなければ、動かないし夜間に機械を動かしたとしても
1/2の短縮だと思うし。
日本が納期を速めるには、大陸のやり方を知る必要があると思い質問してみました。
営業担当者の話では、
完全に完成させずに納品し、検査時点での指摘をうける間に
別に作成していて次々に間をおかずに完成品に近づけながら
納品してくるとのことでした。
そうすると、材料代が高くつくのではないかと思ったのですが
成形品に上乗せするシステムになっているということで、
成形品の値段は、あまり変わらないそうです。
ものづくりにプライドのある日本では、こういうことはできない
かもしれませんが、完成した時点で不良が出るよりは、途中経過中の
製品の納品も、考えてみるべきではないかと思いました。
2011/10/18 経理担当