中庸が戒める二分法という記事があった。
著者は読売新聞中国総局長:加藤隆則氏
中庸思想とは中国の春秋戦国時代に生まれた。
当時思想家は弁舌一つで各地を訪ね、経世策を
領主に説いていた。
誇張した口舌もあり、その危うさをはらんだ社会風潮に
異を唱えたのが中庸で単純に「足して2で割る」ではなく
両極端を超越し、さらなる高みにたどり着こうと模索するのが
中庸の核心であって、
価値観が多様化し、混沌とする現代にあって、二分法の
極論は逆に大衆の心理をつかみがちであるからこそ、戒め
なければならないと著者はいう。
中庸の本当の意味が分かり、簡単に使えない
言葉だと思った。
2011/12/22
中庸が戒める二分法
中庸が戒める二分法
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